さつまいものえぐみ、気になったことはありませんか?
さつまいもは甘くて美味しい食材ですが、えぐみが気になることがあります。
えぐみが気になると、せっかくの美味しさが半減してしまいますよね。
あなたは、こんな悩みを持っていませんか?
- さつまいもを切ったら、えぐみが気になる。
- さつまいもを使った料理の味が、なんだか物足りない。
- さつまいもを美味しく食べたいけど、方法がわからない。
もし、これらの悩みを持っているなら、この記事をぜひ読んでみてください。
この記事では、さつまいものえぐみの原因と、それをなくす方法を詳しく解説します。
また、さつまいものえぐみをなくして甘みを引き出すレシピもご紹介します。
さつまいもえぐみにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
さつまいもえぐみの原因と対策
さつまいものえぐみの原因は?
さつまいもえぐみの原因は、さつまいもに含まれる「ヤラピン」と「クロロゲン酸」という成分です。
ヤラピン
さつまいもにだけ含まれる成分で、切ったときにできる白い液体がヤラピンです。
しばらく放っておくと、酸化して黒くなることがあります。このように黒くなると、えぐみや苦味が強く現れてきます。
えぐみがあるからといっても、人間の身体に悪いことではなく、便秘解消の効果があったりと食べても問題がありません。
クロロゲン酸
クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、さつまいものアクになります。
抗酸化作用があるので、老化を防止する効果が期待できます。
ヤラピンと同じく、えぐみはあれど人間の身体には良い成分なのです。
私は、さつまいもを料理するときに、えぐみが気になることがよくありました。
しかし、原因を知ってからは、えぐみを簡単に取り除く方法を知りました。
さつまいもえぐみをなくす方法
さつまいものえぐみをなくすには、以下の方法があります。
変色した部分を取り除く
さつまいもの両端や黒く変色した部分を取り除く方法です。
また皮を厚めにむくことでも、えぐみを減らすことができます。
あく抜きをする①:水にさらす
さつまいもを切ったら、水に10〜15分さらします。
これだけでOK!
とても簡単ですよね。
あとは水から出して水気を拭き取れば大丈夫です。
ちなみに、水にこれ以上の時間浸けすぎると、今度は栄養も抜け出てしまうので注意してください。
あく抜きをする②:酢水につける
さつまいものえぐみをより徹底的に取り除きたい場合は、酢水に10〜15分つけることであく抜きがしっかりできます。
また、カットした断面の変色を防ぎ、鮮やかさにする効果もあります。
なお、お酢の代わりに、レモン汁を加えても同様の効果があります。
私は、これらの方法を試してみて、さつまいものえぐみがほとんど気にならなくなりました。
特に、水にさらす方法は、手軽にえぐみを抑制できるのでおすすめです。
さつまいものえぐみをなくして甘みを引き出すレシピ
さつまいものえぐみをなくして甘みを引き出す料理には、以下のような方法があります。
さつまいもをペーストにする
さつまいもをペースト状にすることで、えぐみが気にならなくなります。
さつまいもをペースト状にする方法は、以下のとおりです。
- さつまいも1本を、皮をむいて、適当な大きさに切り、水にさらす。
- 鍋に水をはり、さつまいもを加えて煮る。
- さつまいもが柔らかくなったら、ボウルに入れる。
- さつまいもをマッシャーやフォークなどで潰して、ペースト状にする。
- 砂糖30gと牛乳75ccを加えて弱火で混ぜる。
- よく混ざったらバター(小さじ1)を加えて混ぜる。
さつまいもをペースト状にして、スイーツやスムージーなどに使っています。えぐみが気にならなくなり、美味しく食べられるようになりました。
さつまいもを焼く
さつまいもを焼くと甘みが増して美味しく食べられます。
さつまいもを焼く方法は、以下のとおりです。
- さつまいもを洗い水気のある状態でアルミホイルで包む。
- オーブンで200℃で30〜40分ほど焼く。
- 10分ほど放置する。
さつまいもを焼いて、そのまま食べたり、おやつにしたりしています。えぐみは気にならず甘さが引き出されて、美味しく食べられるようになりました。
まとめ
さつまいものえぐみは、ヤラピンとクロロゲン酸という成分が原因です。
水にさらす、酢水につけるなどの方法で、えぐみをなくすことができます。
また、さつまいもをペースト状にしたり、焼いたりする方法もおすすめです。
ぜひ、これらの方法を試して、さつまいもを美味しく召し上がってください。