- 「せっかく楽しみにして桃を買ってきたのに、えぐみが強くて食べられないよ・・・」
- 「桃のえぐみを消す方法はあるのかな?あるならぜひ知りたい!」
こんな悩みはありませんか?
- モモのえぐみを消したり取り除くことができない
- モモのえぐみを抑える方法
- 保存方法を工夫すると甘みが増す
モモのえぐみについて、あれこれ調べた結果、驚きの結論になってしまいました(笑)
それでもきっと、読み終えれば、モモを美味しく食べて、楽しめるようになりますよ!
モモのえぐみは消せません
結論、モモのえぐみを消したり、取り除くことはできません。
実際、よくある対処法を調べて見てみると、「これって砂糖を加えて甘くしているだけじゃない?」、というものばかりです。
つまり、砂糖で甘味を足しているわけで、モモのえぐみ自体を取り除いているわけではありませんでした。
たとえば、モモ本来の甘味を引き出して、生で食べても美味しく食べられるようになる、というわけではないのです。
なので、えぐみを消せるわけではありません。
とはいえ、、、かなり抑えることはできます。
消せないといいつつ、えぐみをかなり抑えることできます。
モモのえぐみの正体は、ポリフェノールの一種であるタンニンです。
身体に悪いものではありませんが、えぐみと苦みが舌に残りますね。
生のままではえぐみのせいで食べにくくても、調理することでかなり抑えることは可能です。
そこで、えぐみを抑えるおすすめの方法を、次の項目で解説していきます。
モモのえぐみを抑える方法【簡単ですよ】
かなり抑えることできるので、試してみてほしいです。
- ①コンポートを作る
- ②ジャムを作る
- ③水にさらす
それぞれ解説します。
①コンポートを作る
砂糖を加えてえぐみを抑える方法です。
具体的な作り方は下記のとおり。
- モモ:2個
- 水:500ml
- 砂糖:大さじ4
- レモン汁:適量
- モモを皮ごとを8等分にカット
- 鍋に水と砂糖を入れて火にかけ、砂糖が溶けたらモモを入れる。
- 中火で15分煮て、レモン汁を加える
②ジャムを作る
こちらも砂糖を加えてえぐみを抑える方法です。
具体的な作り方は下記のとおり。
- モモ:2個
- 砂糖:100g
- レモン汁:大さじ1
- ビン:1個
- モモを乱切りにして鍋にいれる
- 鍋に砂糖とレモン汁を加えてよく混ぜ、15分程度おいておく
- 中火で10分煮込み、さらに弱火で20〜30分煮込む(適度に混ぜながら)。
- 煮詰まったら熱いうちにビンに入れる。
③水にさらす
これは誰でもできる簡単な方法です。
- 食塩を入れた水にモモを丸ごとつける(塩の量は、水200mlに塩1gが目安)。
- 1時間程度つければ完了
このあと、皮をむいて食べます。
たったこれだけでもえぐみや苦みを抑えることができます。
保存方法を工夫すると甘みが増します
結論、固いものは追熟させましょう。
固いのは半熟状態のため、味わいとしては渋みがあります。
完熟になるまで保存しておくことで甘みが増しますよ。
保存方法のポイント
保存方法のポイントを押さえておきましょう。
- 常温で置いておく(1、2日)
- 風通しの良い、涼しいところに置く
- 新聞紙などでそっと包む
ただし、1週間くらい保存したい場合、きっちりラップに包んで冷蔵庫に入れ、食べる2〜3時間前に常温に戻してから食べると美味しく食べられます。
注意点
モモはとてもデリケートなので、下記の点に注意しましょう。
- 扇風機やエアコンの風が当たらないようにする
- 冷蔵庫などの寒い場所に置かない
- 直射日光の当たる場所に置かない
食べ方
常温で保存しておいたモモを、食べる2〜3時間前に一度冷蔵庫にいれて軽く冷やす。
それだけでも十分ですが、さらに、食べる直前15分前にさっと冷えた水に入れると、なお効果的です。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
- モモのえぐみを消したり取り除くことはできない。
- ただし、コンポートやジャムにしてえぐみをかなり抑えることは可能。
- 保存方法を工夫すると甘みが増す。
この記事で紹介した方法を実践してみてください。
モモの美味しさを味わって、楽しめたら最高ですね!