- 「パプリカのえぐみが気になって食べにくいな」
- 「パプリカとピーマンってえぐみの取り方も違うのかな?」
こんな疑問を持っていませんか?
この記事では、パプリカのえぐみの取り方について書いていきます。後半ではとくにピーマンとの違いに着目して解説します。
具体的には、
- パプリカのえぐみを取る方法
- パプリカとピーマンの違い
の順番に紹介していきます。
たったの3分で読める内容なので、ぜひご覧ください!
パプリカのえぐみを取る方法
パプリカは、繊維に沿って縦に切ることで、えぐみを抑えることができます。
そもそも、苦味成分は細胞に含まれており、横に切ると細胞が壊れ、苦味が強く出てしまいます。
一方、縦の繊維に沿って切ると、細胞が壊されないため、苦味が出にくくなるからです。
また、カットの仕方のほかに、種やワタを取り除くことも忘れずに!
「あれれ? 前にピーマンは横(繊維と垂直)に切るって書いてたけど・・・矛盾してないかい?」
すばらしい質問ですね!
ここで説明すると少し長くなるので、次の項目で説明します。
特にピーマンとパプリカの違いを中心に、詳細をまとめました。
なお、ピーマンのえぐみを抑える方法をまとめた記事はこちらです。
誰にも教えたくない!ピーマンのえぐみを徹底的に消す方法【子供が食べます】パプリカとピーマンの違い
ピーマンとパプリカは、両方とも唐辛子と同じナス科トウガラシ属に分類される野菜です。
しかし、異なる点として次があります。
- 見た目や味などの特徴
- えぐみの取り方
以下でそれぞれ解説します。
特徴(栄養、味、色など)
パプリカとピーマンそれぞれの特徴を一覧表にまとめました。
パプリカ | ピーマン | |
色 | 赤、黄色、オレンジ | 緑 |
栄養 | ビタミンA、C、E(ピーマンより栄養価が高い) | ビタミンA、C、E |
味 | 甘み、酸味 | 苦み |
熟し度 | 完熟 | 未熟 |
形 | 大きめ、肉厚でジューシー | 小さめ、皮は薄め |
生食できるか | できる | できない |
縦に切る?横に切る?パプリカとピーマンの切り方が違う理由
前述のとおり、パプリカは縦に切ることでえぐみを抑えて食べることができます。
一方、以前私は、ピーマンは横に切り水にさらしたり湯通ししたりすることでえぐみを抑えることができると記事にしました。
では切り方が違う理由は何か?
それは、パプリカは生食できる程の甘みがあるから。
これが理由です。
縦に切ることで、苦味成分が出るとしてもパプリカの場合、たかが知れています。
もともとピーマンよりもずっと苦味が少ないのですから。
また横に切ると苦味が出やすく、生で食べるには向きません。湯通しするなら別ですが…
そのため、パプリカは縦に切ることを推奨します。
それにピーマンは縦に切ってもいい
ピーマンのえぐみを抑える方法として、もちろん縦に切るのもアリです。
以前書いたのは、縦に切るのでは「徹底的に」抑えることはできませんよ、ということでした。
ある程度抑えることはできるので、それで十分だというなら縦に切って構いません。
パプリカとピーマンのえぐみ対策まとめ
ということで、まとめます。
ピーマンのえぐみ・苦味が苦手な人は、横に切って水にさらしたり湯通ししたりすることをおすすめします。
一方、パプリカはそもそも甘味があるので、縦に切るだけで十分にえぐみ・苦味を抑えられます。
上記を参考に、パプリカを楽しんでもらえたら最高にうれしいです!
さいごに
いかがでしたか?
記事全体の内容をまとめると、、、
- パプリカのえぐみ対策は、繊維に沿って縦に切ることがおすすめ。
- ピーマンのえぐみを徹底的に取ろうとするなら横切りと湯通しがおすすめ。
- ピーマンは縦切りでもある程度はえぐみを抑えられるので、縦切りでも構わない。
となります。
ピーマンとの違いも含めて参考になれば幸いです。
今回はこのへんで!