- 「大根が苦かった・・・食べにくいなぁ・・・」
- 「大根のえぐみの対処法を知りたい。私ズボラだから、超簡単にできる方法を知りたい!」
こんなお悩みはありませんか?
この記事では、大根のえぐみについての悩みを解決します。
具体的には、
- 大根のえぐみが消せない理由
- 大根のえぐみはなぜ生じる?
- 大根のえぐみの抑え方
- 【裏技】レンジでゆでる方法
の順番に紹介していきます。
たった3分で読めますし、すぐ実践できる内容になっているので、ぜひ読んでみてほしいです!
大根のえぐみが消せない理由
大根のえぐみは消せません。
理由は、大根本来の成分に由来するものだから、です。
具体的には、イソチオシアネートという成分で、大根の辛味やえぐみ、苦味のもとになっています。
下部にいくほど辛味成分が多く含まれているため、下部を調理すると、特に辛味やえぐみ、苦味を感じやすくなるのです。
大根のえぐみはなぜ生じる?
大根自体の成分に由来するから
大根のえぐみの原因は、大根本来の成分に由来します。
そしてえぐみの成分は下部に多く含まれています。
なぜ下部にこの成分が多いかというと、細胞分裂をして成長する過程で虫などの外敵から身を守るため、と言われています(諸説あり)。
その他(皮の近くの筋、旬でないもの)の理由
その他には、えぐみを感じるのには以下のような理由も考えられます。
皮の近くの筋にもえぐみを感じる成分があります。
また、大根は本来秋から冬にかけてが旬の野菜ですが、それ以外の季節にも買うことができます。
旬でない時期のものは、糖分が少なくえぐみを感じやすくなります。
とはいえ、、、かなり抑えることは可能です
このように、大根のえぐみは大根自体に由来する成分なので、消し去ることはできません。
しかし、ちゃんと下処理することでかなり抑えることができます。
なので、次項以降では、大根のえぐみの抑え方を紹介していきます。
また忙しい人向けに、裏技としてレンジを使った方法も合わせて解説しますね!
大根のえぐみの抑え方
塩をかける
サラダなど、生で使いたいときは、カットした後に塩をかけるだけで、えぐみが抜けます。
浸透圧で水分と一緒にえぐみの成分も抜けるので、食べやすくなります。
塩味が強くなるので、気になる場合は水洗いして塩を落とすと良いでしょう。
皮を厚く剥く
皮の付近にえぐみ成分があるので、皮を剥く時に、厚く剥くことでえぐみ成分を落とすことができます。
具体的には、3mmくらいの厚さで剥くと効果的です。
厚く剥くと、特に煮物にするときに、味が染みやすくなります。
下茹でをしてあくを取る
下茹でしてあく抜きすることでえぐみを抑え、軽減することができます。
その際、米の研ぎ汁を使うと効果的です。なければ、水に生米あるいは片栗粉を入れるのでも大丈夫です。
※皮は剥いても剥かなくても大丈夫です。剥かなければ、栄養素を摂取できます。
【裏技】レンジでゆでる方法(時間がない方向け)
時間がない方向けに、レンジでゆでる方法を紹介します。
※ここでも、皮は剥いても剥かなくても大丈夫です。剥かなければ、栄養素を摂取できます。
ぜひ試してみてください!
まとめ
いかがでしたか?
ここまでの内容をまとめます。
- えぐみを消すことはできません。なぜなら、本来含有する成分のため。
- えぐみが生じる原因は、イソチアシアネートという成分で、これは外敵から野菜自身の身を守るために生成されている。
- えぐみを抑える方法、上部・中部を使う、皮を厚めに切る、下茹でする。
- 裏ワザとして、電子レンジを使うことで、時短簡単な下処理ができる。
となります。
ひと手間加えることで格段に美味しくなりますよ。
この記事が参考になって、美味しい大根料理が楽しめるようになれば幸いです。
それでは今回はこのへんで!