ガスパチョのえぐみが気になるあなたへ
ガスパチョは、トマトやきゅうりなどの野菜をすりつぶして作られる冷たいスープです。
しかし、トマトやきゅうりには、苦みやえぐみのある成分が含まれているため、ガスパチョを食べるときにえぐみを感じることがあります。
「ガスパチョのえぐみを解消したいけど、どうすればいいのかわからない」
「ガスパチョをもっとおいしく食べたい」
そんな悩みを抱えているあなたに、ガスパチョのえぐみを解消する方法をお伝えします。
ガスパチョのえぐみを解消して、おいしくいただきましょう。
ガスパチョのえぐみの原因と対策
ガスパチョとは、スペイン・ポルトガル料理の一つで、夏野菜を使った冷製スープです。
基本はトマトを使い、他に夏野菜のきゅうりやピーマン、玉ねぎ、にんにくも入れて、ミキサーで混ぜて作ります。
ではそんなガスパチョのえぐみが気になるとき、どうしたらいいでしょうか?
ここではえぐみの原因と対策を解説します。
えぐみの原因は?
ガスパチョのえぐみの原因は、主に野菜の成分にあります。
ガスパチョの主な材料である、トマトやきゅうりには、苦みやえぐみのある成分が含まれています。
トマトの場合:緑色の未成熟の部分に、ピペリジン酸やソラニン、チャコニン、トマチンといったえぐみや苦味の成分が含まれています。
きゅうりの場合:ククルビタシン、蟻(ギ)酸といった成分がえぐみや苦味の成分です。
野菜がもともと持っている成分が原因で、ガスパチョにしたときにえぐみ・苦味が残ってしまうのです。
えぐみを解消する方法
ガスパチョのえぐみを解消するには、トマトやきゅうりを下ごしらえして、あらかじめえぐみ・苦味成分をなるべく取り除いてしまうことです。
トマトの場合、簡単な方法としては、未成熟な緑色部分を切り取ってしまいましょう。
また時間があれば、追熟といって室内常温で保存することで、成熟し甘みが増してきます。
きゅうりの場合、ちょっと変わった方法ですが、ヘタをカットし、身の部分とこすりあわせる方法です。こうすると、液体がにじみ出てきます。これが苦味成分です。また塩をふって板ずりするのも効果的です。
また、玉ねぎやにんにくが苦手という場合は、玉ねぎもにんにくも入れなくても大丈夫です。
これらの方法で、えぐみを解消できるので、ぜひ試してみてください。
えぐみのないガスパチョのレシピ
材料
- トマト:2個
- きゅうり:1本
- 玉ねぎ:1/2個
- にんにく:1片
- オリーブオイル:大さじ2
- 塩:小さじ1/2
- こしょう:少々
- 水:適量
作り方
- トマト、きゅうり、玉ねぎは食べやすい大きさに切る。
- にんにくはすりおろす。
- トマト、きゅうり、玉ねぎ、にんにく、オリーブオイル、塩こしょう、水をミキサーに入れて撹拌する。
- 冷蔵庫で冷やしていただく。
まとめ
ガスパチョのえぐみを解消するには、えぐみの原因を理解し、適切な方法を組み合わせることが大切です。
これらの方法を参考にして、ガスパチョのえぐみを解消し、おいしくいただきましょう。