うどんつゆのえぐみが気になるあなたへ
うどんが好きなのに、つゆのえぐみが気になって美味しく食べられない。そんな悩みをお持ちではありませんか?
うどんつゆのえぐみは、出汁(だし)に原因があります。代表的なのは豊潤な味と香りが魅力のかつおだしですが、だしの作り方でえぐみが出てしまいます。ほかに昆布やいりこ(煮干し)も同様です。
この原因を理解し、対策を講じることで、うどんつゆのえぐみをなくすことができます。
本記事では、うどんつゆのえぐみの原因と取り除き方について、詳しく解説します。
この記事を読めば、うどんのえぐみがなくなり、より美味しく食べられるようになりますよ!
うどんのえぐみがなくなると、こんなメリットがあります。
- うどん本来の美味しさを引き出すことができる
- うどん作りのモチベーションがアップする
うどんつゆのえぐみをなくして、うどんをもっと美味しく楽しみましょう。
うどんつゆのえぐみの原因
うどんつゆのえぐみの原因は、だしの作り方にあります。
以下に、だしの作り方のNGポイントをまとめました。
少し詳しく解説します。
NG:煮すぎる
だしを取るのに主に、かつおぶし、昆布、いりこ(煮干し)を使います。
これらは、火加減(温度)と時間によって、美味しくなったり、えぐみが出てしまったりします。
どれも適度な温度と時間を超えて煮すぎてしまうと、せっかくの美味しいだしが台無しになってしまいます。
たとえば、
昆布は、水から入れて火にかけ、沸騰直前に取り出しましょう。
いりこは、頭とはらわたを取り除き、昆布と同じく沸騰直前くらいに取り出します。
かつおぶしは、同様に長くても1分煮るだけで十分です。
ポイントは、ぐつぐつ煮込まないことです。注意しましょう!
NG:絞る
だしを濾した(こした)後、だしガラは、決して絞らないでください。
絞ることで、余分な雑味・えぐみが出てしまいます。
ちょっともったいない気がしますが、ここは我慢していただいて、そのまま取り出しましょう。
ポイントは、絞らないことが重要です。
NG:かき混ぜる
だしを濾す際、かき混ぜないようにしましょう。
かき混ぜることで、余計な雑味が出てしまいます。えぐみの原因になります。
かき混ぜたほうがいい味が出そうな気がしますが、だしをとる場合は反対です。
ポイントは、かき混ぜないことです。
美味しいだしの取り方
だしの取り方のポイントは、
- 煮すぎないこと
- 絞らないこと
- かき混ぜないこと
です。
基本的には、これで十分に美味しいだしが取れます。
さらに余裕があれば、「水出し」といった方法もあります。
水出しの方法は、それぞれ以下の時間、水に浸けておくだけです。
- 昆布:(夏)2〜3時間、(冬)5〜12時間
- いりこ:(夏)2〜3時間、(冬)4〜12時間
- かつおぶし:(夏)2〜3時間、(冬)5〜16時間
これらを実践してみて、美味しいだしをとって、美味しいうどんを食べたいものですね!
うどん作りに挑戦してみよう!
最後に、うどんそのものを作ってみましょう!
自分で作って、美味しいつゆにつけて食べれば、最高の瞬間です。
筆者も、自分で作ってみたことがありますが、味は格別でしたよ。
大変だけど、おすすめです!